安心して飲める水は?
ご存じのように、現在わが国では飲み水の大部分が、水道水でまかなわれています。日本の水道の敷設率は98%に及び、日本の水道水は「世界一安全な水」といわれてきました。たしかに現状でも、わが国の水道水は安全に違いありませんが、ここにきて、新たな問題が起こっていることも事実です。
安全な水を供給するためには十分な消毒・殺菌をしなければなりません。それは取りも直さず濃度の高さや用量の大きい塩素が必要とされてきました。濃度の高い塩素はヒトの皮膚や粘膜に悪い影響を与えたり、もともと原水に含まれている微量の有機物に対し、殺菌を目的に加えた塩素が反応して、トリハロメタンといった発ガン性の疑いのある物質を生成する、といったことがわかってきたのです。では、こうした問題にどう対処したらよいのでしょうか。

 水に携わる多くの人たちは、

  • わが国の水道行政はこうした現状をふまえたうえで、より汚染の少ない水の確保を目指して改善努力している。
  • 汚染された原水が水道水に与える影響についての啓蒙運動を繰り広げている。
  • 健康志向に支えられ、水への関心が高まっている。
  を標榜し、安心できる水の供給に努力しています。  
浄水器協会は、このような背景のなかで、水道事業の補完として、より「安心できる水」を、そして「おいしい水」を目指すため、より信頼のおける浄水器を開発しています。