
昨年3月の東日本大震災におきまして、被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。また、一日も早く復旧・復興がなされますことをお祈り申し上げております。
「浄水器による放射性物質(放射性ヨウ素)の除去・低減に対する効果」を調べるための試験を行いました
昨年3月東日本大震災が起こり、東京電力福島第一原子力発電所において事故が発生、放射性物質が放出され水道水に混入しました。
この状況をうけて、浄水器協会として、「浄水器による放射性物質(放射性ヨウ素)の除去・低減に対する効果」に関する正確な情報を業界や市場に発信するため、国内外の研究機関、試験機関と提携し、客観的な浄水性能を評価する試験方法を検討しました。また、浄水器規格等の国際的な認証機関であるNSF International と連携をした検討を進めました。
(原子力発電所事故等によって飛散される放射性物質の大部分は「放射性セシウム」と「放射性ヨウ素」で、自然界に放射性物質がそのまま検出されることはほとんどないとされており、「放射性セシウム」については飛散途上粒子類等に付着して落下し、地下水等に浸出することは少ない、表流水に混入しても泥等の濁質除去によって水道水浄水工程中で除去されるので、水道水に混入してきた例はありません。 その意味で、本件は放射性ヨウ素について実験研究を行いました)
結果として、放射性ヨウ素は、水道水中に混入した場合、ヨウ素酸の形態をとるため、活性炭での除去は難しいことが分かりました。イオン交換樹脂もヨウ素酸の形態の場合では除去は難しいことが分かりました。逆浸透膜では、除去出来ることが分かりましたが、逆浸透膜の品質、通水初期には除去率が低下するなど、メンテナンス等取り扱いには留意する必要があることが分かりました。
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昨年3月、家庭用浄水器試験方法(JIS S 3201 )が改正され、
この試験方法の改正に従い、本年4月8日付けで家庭用品品質表示法告示改正が公布されました。本年10月1日施行となります。試験方法改正の内容はこちらからご覧ください。
※水道水へ放射性物質が混入した事故によせて、浄水器の性能に関して誇大表示を行ったり、科学的なデータなしに効果効能をうたう浄水器が出てきているとの情報があります。消費者の皆様は内容をよくご確認のうえ購入されますよう、お願いいたします。