災害用浄水機器に関するガイドライン
〜 災害用・非水道水対応浄水器の研究 〜
資料編
◆参考とした文献、資料
(1)災害時における給水復旧状況

b)東日本大震災における上下水道被害と対応について
東日本大震災水道特別フォーラム(mlit.go.jp)

  (東京大学大学院工学系研究科教授 古米 弘明氏
         *現中央大学研究開発機構教授)

(2)参考規格
a)JIS S 3241(家庭用浄水器)
b)JIS S 3242(家庭用逆浸透膜浄水器)
c)JIS S 3201(家庭用浄水器 試験方法)
d)厚労省告示第261号(水質基準に関する省令の規定に基づく告示)
e)JWPAS S.120(浄水器協会自主規格) 災害用浄水器�U類 性能試験方法
f)JWPAS B(浄水器協会自主規格) 浄水器の製品及び性能に関する規格基準
(3)除去性能物質の選定の目安

災害時に使用する、浄水機器の除去性能(評価基準)として本文【表-3】に示した”12 の物質”の選定の目安として選定した理由について【表-D1】に示します。

【表-D1】

No. 物質名 水質基準による区分 選定理由
1 一般細菌 健康関連/微生物関連/
井水水質基準項目
水の一般的性状を示す指標である。
2 大腸菌 健康関連/微生物関連/
井水水質基準項目
大腸菌が検出された場合、病原微生物による汚染の可能性があり、赤痢等の水系感染症の発生を防ぐ目的として、ふん尿に汚染されているかの判定に使われている指標である。
3 溶解性鉛 健康関連/※重金属関連/井水水質基準項目 水道水中には含まれていないが、原水確保のための井戸水(地下水)等に混入されている場合を想定して選定した。毒性を考慮して水質基準に設定されている。
4 ヒ素 健康関連/※重金属関連/井水水質基準項目 地質等に存在して地下水で検出される場合があり、原水確保の際の井戸水を想定して選定した。
5 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 健康関連/※金属関連/
井水水質基準項目
多くの地域において検出され除去対象として指定されていることから選定した。
6 テトラクロロエチレン 健康関連/機化学物質関連/水道水質基準項目 原水確保として考えられる井戸水に関して「飲用井戸等衛生対策要領の実施について」(厚労省生活衛生局)を参考にした。
7 トリクロロエチレン
8 2-MIB(カビ臭) 生活上支障関連/五感として影響される物質項目 飲用井戸、湖沼等水が停滞しやすい原水に発生しやすい臭気として家庭用品品質表示法にも定められている物質を選定した。
9 濁度 生活上支障関連/基礎的性状関連/五感として影響される物質 懸濁物質は多岐に亘る未知の水質汚濁物質の指標となり得る。
10 CAT(農薬) 水質管理目標設定項目 自然環境下にて暴露状態にある表土からの流下の可能性が否定できない農薬。家庭用品品質表示法に定められている”農薬”の物質でもある。
11 陰イオン界面活性剤 生活上支障関連/水道水質基準項目 生活排水や工場排水などの混入に由来し、高濃度に含まれると泡立ちの原因となる。
12 PFOS及びPFOA 水質管理目標設定項目 PFOS,PFOAは有害性の他難分解性、高蓄積性、長距離移動性という特性があることから、環境への排出が継続された場合の将来への影響を未然に防止するために、国際条約や法律により製造や輸入が禁止された。

「注 記」
1)※金属関連:JIS S 3201(家庭用浄水器試験方法)、JIS S 3242(家庭用逆浸透膜浄水器)に試験方法が規定されている物質

「参考資料」
1) 水道水質基準(環境省ホームページ)
2) 水質基準項目(東京都ホームページ)
3) 水質基準項目、快適水質項目等の解説(日本水道協会ホームページ)
(4)災害用浄水機器の設置状況

浄水器協会会員が製造している災害用浄水機器の設置状況を紹介しています。

(5)雨水貯留タンクの紹介

浄水器協会会員が製造している雨水を貯留するタンクについては、下記URLまたはお電話にてお問い合わせください。

製造会員名:SANEI 株式会社

      URL:https://www.sanei.ltd/library/support/download/img/tank2.pdf

      電話:(06)7668-5337 E6 プロジェクト