浄水シャワーの規格について

水道水に含まれる「残留塩素」は、衛生性という点では重要なのですが、女性の美の象徴である髪やお肌には少なからず影響があるといわれています。「浄水シャワー」はこうした見地から生まれたものです。しかし、世に出た当初は製品としての統一的な規格などがなく、性能の目安など共通の基準も示されていませんでした。
浄水器協会では、このような状況にかんがみ、「浄水シャワー」の性能を試験し、他方で多数のモニターの意見も聴取し、皮膚の専門家の方々のアドバイスなどを取り入れて、浄水シャワーの標準化に取り組みました。
消費者の皆さまに、安心して使用していただけるように、浄水シャワーの性能基準を作成し、また浄水シャワーについての表示、表現についても消費者の皆さまに誤解をまねかないように検討して「浄水シャワー規格基準」を策定しました。「浄水シャワー規格基準」は、次の2つの規格からなっております。
1.浄水シャワーの性能などの試験方法に関する規格
(JWPAS J-10-2002)
浄水シャワーの浄水特性に関する試験方法 浄水シャワーのシャワー特性に関する試験方法
2.浄水シャワーの表示に関するガイドライン
(JWPAS J-20-2002)
浄水シャワーの性能などを試験した結果を、どのように表示するか規定しています。 「浄水器」は「家庭用品品質表示法」によって表示方法を規定されていますが、浄水シャワーの浄水という部分は、消費者にとって大切な部分ですので、浄水器の品質表示に準じて、性能の表示をすることとしました。